2010-11-17

2.5 !

おひさしぶりです。学生スタッフYOKOです!
女子美内でひっそりCCD PLATFORM 2.5!金曜日に行ないました!

今回はアーティストサイドストーリー(!)という事で主に絵画の先生や学生を招いて討議しました。
1時間半ほどの予定だったのですが、とても時間が足りなかったです^^;
初めは緊張でもじもじしていたのですが、大学院のお姉様方がばしばし意見交換していてとても触発されました。

002の時にアーティスト側からみたアートプロジェクトが気になったのですが、様々な目線での意見を聞くことが出来て手応えを感じました。
地方で行うアートプロジェクトの意味ってなんだろう。何がサービス的になってしまうの?本気の作品、本気の評価は?
こんな疑問を持って臨んだのですが、それはみんな悩むし、簡単に答えは出ないという意見に、じっくりと向き合っていこうと思いました。
ヒーリングアートについても伺うことが出来て、活動を行っている方の悩みや気持ちを少し知ることができました。
本当のヒーリングアートとは?自分達は何をしてあげられるのか?アートは何故必要なのか?という言葉が印象に残っています。
アートの力で理想の社会を目指すことは、他の理想の社会を目指す人も同じで、それは一つの道である、という考えを聞いて、はっとさせられました。
なんとなく感じていた差別意識。それを感じて動けないでいるのは一番良くない、何も解決しない。
そもそもアートに関わる自分が、そのように感じていてはいけないのではないか。
またぐらぐらと考えてしまいました。
約1時間半ほど、とても充実していてたくさんのお話を聞いた気がします。
ひっそりとした開催だったからか、かなり自由な意見が飛び出してきていました。
全て書くとかなり長くなりそうなのでさらっとですが。
これから、このような機会を何度か設けていけたらものすごい刺激になるはずです!
参加していただいた方々、ありがとうございました!

2010-11-07

CCD002を終えて 2

お久しぶりです、スタッフのKYOKOです。
CCD002の感想を、遅ればせながらアップいたします!


一番こころ動かされ、緊張したのは富田さんが自身のプレゼンテーションを行い、他のパネリストとちょっとした対立状態になったところです。
001では起きなかった緊張状態になったと思います。
その場では私は、富田さんの発言の仕方が良くないなと思いました。
でも、シンポジウム全体を見ると、刺激になって良かったのかも、とも思います。

批評する側、運営する側、が意見を先行してしまってアーティストがついていっていない状況。
気づいたものだけが話しをする状況。肝心の、重要な、ものを作る人アーティストが取り残されている。アーティストが気づくのを待つのか、気づかせてあげる手助けをするのかはどちらがいいのか分からないけれど、今後“なにか”を共に作り上げていく者同士ならば同じレベルまで意識を上げ共有する必要があるのでは、と思いました。
(なにかというのは、アートプロジェクトから発生する、まだ誰もわからない未来の状況とか。ディスカッションされているものの目的とか。)

気になった言葉

杉田さん:アーティストはきちんと自分を出しているかな?手の届かない存在になりたくて、そのツケが回ってきているんじゃないかな?個のクリエイティビティをもっとよく批判したりディスカッションしたりする必要があるんじゃないかな。

毛利さん:アートプロジェクトをするにあたって、作品を判断できるブレーンを要請する政府。でもそうするとあたりさわりないものになる。最大公約数のつまらないものになってしまう。アートが社会にはいってきている感覚、もっと皆で話そう!

四国・神山アートレジデンスについての素敵なキーワード
「どうせ過疎化していくんなら前向きに過疎化していこう!」

自分の課題
ディスカッションや日常会話にて、思って、考えて、瞬時にオチをつける訓練が必要と思った。


CCD2.5では、こんな風に、みなさんがそれぞれに考えていることを、話し合ってみます!
CCD002に来た人はぜひ、来ていない人もぜひ、学生たちでの話し合いの場に参加してはいかがでしょうか。ぜひ、ぜひ!

では、では。